素潜りで水深133メートル 世界新記録樹立

フランスのヴィルフランシュ・シュル・メールで、ロシアのフリーダイバー世界チャンピオン、アレクセイ・モルチャノフ氏が、足ひれと手のかき動作のみで素潜りを行うCWT(コンスタントウェイト ウィズフィン)で世界記録を樹立。

この日は気温20度、水温24℃、水深15メートル位まで水温躍層と呼ばれる水温が変化の大きなゾーンがあり、世界記録達成には不利な条件だったそうです。潜行開始から帰還するまで4分25秒だったとか。

フリーダイビングはとても興味のある競技ですが、努力やトレーニングだけでは乗り越えられない先天的能力が必要です。脾臓の大きさや甲状腺ホルモン制御能力は遺伝による影響が大きく、選ばれし者が努力をすることによってグランブルーの領域まで潜ることができるようになります。

アレクセイ・モルチャノフの母親は2015年に水中で行方不明になった潜水女王のナタリア・モルチャノワさん。昔日本の番組でも放送していましたね。