薪を拾っていた親子がナマケグマに襲われる

インドのチャッティースガル州カンカール地域で、父と息子が森で薪を集めていたところ、ナマケグマに襲われました。

ナマケグマに襲われたのはスクラル・ダロさん(45歳)とアジュ・クレティさん(22歳)で、クレティさんはその場で死亡が確認され、ダロさんは病院に搬送される途中で亡くなりました。また、救出しようとした森林管理官も負傷しました。

ナマケグマは生息地がトラと重なるため、トラと対峙する状況が多いのでとても攻撃的で、視力と聴力が弱いため、不意に人間に遭遇すると自己防衛のために積極的に攻撃してきます。他のクマより人間への攻撃性が高く、インドではナマケグマによる人的被害が他の大型肉食獣よりも多いそうです。