精錬所で二酸化硫黄が流出、住民や学生が吸い込む

中国甘粛省(かんしゅく-しょう)の成県(せい-けん)にある亜鉛製錬所、甘粛第一製錬所で、5月27日に二酸化硫黄が流出してしまう事故がありました。

工場から500メートル程の距離に住む住人の話によると、27日の午前中に突然刺激臭がして、胸部の圧迫感と呼吸が苦しくなったそうです。

二酸化硫黄は強烈な刺激臭があり、村人や学生が吸い込んでしまいめまいや嘔吐、呼吸困難の症状を訴える人が続出。何人かは症状が重く病院で治療を受けているそうです。