アラスカのポツンと一軒家が火災でSOS

アメリカ合衆国のアラスカ州のスシトナ渓谷上空を飛んでいたヘリコプターが、雪に書かれていたSOSの文字を発見。その横で手を振っている男性も見つけました。

男性は30歳、急いで火をつけようとストーブの中にダンボールを入れて山小屋が火事になり、全焼してしまったそうです。

燃えてしまった山小屋はベトナム戦争の退役軍人が建てたもので、男性は昨年9月からここで生活していました。

この山小屋は究極のポツンと一軒家。隣の家まで約32km離れていて、携帯電話も壊れてしまい、スノーブーツも燃えてしまいました。気温はマイナス20度以下、しかも愛犬のラブラドールレトリバーも火災で死んでしまいました。

男性と連絡がとれないことを心配した家族が捜索願いを出して、アラスカ州立警察が捜索をしていたところSOSの文字を発見したそです。

発見されるまでの23日間、缶詰とピーナッツバターで命をつないでいたそうです。焼けた山小屋の灰でSOSの文字を書いてましたが、雪が降るたびに何度も書き直していたそうです。