使い勝手最悪がウリ?滞在困難なホテル

イングランド北西部のブラックプールにあるホテルは一泊£70(日本円で約10,000円)、そこそこ居心地の良いホテルなんだろうと思ったら大きな間違いです。このホテルは車椅子のアーティストのChristopher Samuel氏が手掛けたそうですが、あえて欠陥だらけにして滞在困難な仕様になっています。

ベッド上がるのも下りるのも大変、テレビも見難くスイッチ類の場所も最悪、トイレのドアは便器にあたって超不便。滞在中はとても不便を感じさせられ、イライラしたり時に屈辱的な思いをさせられます。

バリアフリーとは正反対な設計なので障害者や高齢者はとても利用することはできません。しかしあえて不便な設定にすることで、当たり前のように便利を享受している人たちに改めて誰もが不便なく利用できる環境を整えることの大切さを訴えているようです。